ロシアのウクライナ侵攻が始まりました・・・
院長は2000年くらいに、チェルノブイリ原発事故の見学に大学から派遣されて1週間ほどベラルーシに行ったことがあります。チェルノブイリがあるゴメリはウクライナとの国境近く。とても他人事には思えません。

ただ、ベラルーシの人達は白ロシア、恐ロシア、ウォッカで「Empty the glass!!」とわざわざ日本から来た私達は温かく迎えてくださいました。秋田弁で「まんず飲め」ってところでしょうか? いや、秋田より怖い。

ミンスク医科大学皮膚科学教室を訪問すると、1日だけ来た日本人の私に対してこんなごちそうを用意してくださって、熱烈歓迎・・・ なんか講演してくれとのことで、私は「日本の刺青に対するレーザー治療」について話してきました・・・レーザー外来をしてたので、失敗した刺青を大学病院のレーザー外来で消してました。結構症例がたまったので発表してきました。エキゾチックなネタ「●●命(別れたからとりたくなった)」「侍」(戦争に行くときに侍の刺青を入れていくと死なないといわれ入れて生きて帰ってきたけど、戦後消したくなっておじいさんが外来にいらっしゃいました。刺青はきれいにとれたのですが、おじいさん生きているかが心配です)「卍」とか。英語で活発な議論が繰り広げられましたが、なんてったって、飲み物がウォッカ。どこいっても、ウォッカで熱烈歓待。移動バスの運転手の近くにウォッカの瓶がころころころがってたり。こんな温かいベラルーシの人達に感激して日本に帰っていったのでした。

酒の国、秋田にいた私は、さらに酒の国、ベラルーシに行って、飲んで吐いてた思い出と、人々が温かかった思い出が強烈に残っています。つつましやかだけど、おおらかで郷土愛の強いベラルーシの人達、皆様に早く平和が戻ってくることを祈ってやみません。スパシーバ!