そろそろ脱感作療法(シダキュア、ミティキュア)の季節です

こんばんは。院長です。
GWもあけて、ようやく忙しい日常が戻ってきました。
井上家では、富津海岸に潮干狩りに行き、小5の息子がアサリが可愛すぎて蓋付きバケツを開いて車の中でずっとアサリを覗いていたら、アクアラインの渋滞の急ブレーキでバケツがひっくりかえり、ハイブリッドカーに海水が漏れ、ハイブリッドカーが動かなくなりレッカー車で運ばれました。その時ビバモールの職員用駐車場の許可証を持っていかれたので、毎日通勤困ってます。早く治らないかなぁ・・・今日も、息子は朝塾のドリルをしながらボイスレコーダーで何かを録音していました。怒って取り上げてきましたが、猫しかいない部屋で何録音しようとしてるんだ一体・・・男児育児は不可解な点だらけです。小さい時はクマのぬいぐるみみたいに可愛かったのに😭 もっと可愛がっとけばよかった(生後3ヶ月から復帰したもので・・・)。ただ、性格等が娘より私に似ているのが息子です。地雷を選ばずして踏む脇の甘さです。しょうがないか。
お待たせいたしました。ようやく色々と手続きが住んでシダキュア、ミティキュア、(プリキュアの扱いはございませんが、モール2階西松屋にお問合せください。)が処方できるようになりました。花粉症、ダニアレルギーの脱感作療法で、年単位で1日1回舌下にふくんで症状を軽くするお薬です。初回処方は血液検査でアレルギーを調べる必要がありますので、他院で処方を受けていた方は、もし検査を受けれないようでしたら紹介状をご持参ください。紹介状がない場合には、血液検査・あるいはプリックテスト(スクラッチテスト)でアレルギーがあるかどうか確認します。検査方法は、普通の血液検査と、ややお時間がかかるものの当日中にわかる血液検査(指先をぐさっと刺して血を抜きます・・・😱)、ダニ抗原液、スギ抗原液、ただの水を皮膚に垂らして針でぷくぷく刺すプリックテストかスクラッチテストです。おそらく小さいお子様どころではなく、うちの小5の息子でも大騒ぎと思いますので、可愛いお子様に脱感作療法を始める時にはある程度覚悟していらしてください。
これは検査さえしていただければちゃんと保険適応です。ご安心ください。
初回薬剤投与の際には、アレルギー発作(アナフィラキシーショック)の有無の観察のため、30分ほど待合室で待ってていただきます。お急ぎの際や、診察終了間近に駆け込んでいらっしゃると帰るのがとても遅くなりますので、時間に余裕を持っていらしてください。大体待ち時間、検査、初回投与などを含めて1時間半くらいは余裕を見て来ていただいた方がよろしいかと思います。
来てから、なんでこんな待たせるのよ💢 普段も待つのに〜💢💢💢はこの回に限ってはなしにしてくださいね💓 あと、小さいお子様を泣かしてしまうかもしれないので、診察後は思いっきり甘やかしてください(うちの息子は甘やかさないけどね🌬)
前医からの継続処方依頼の紹介状を持って来てくださればそのまま処方いたします🙇♀️
ちなみに、この舌下免疫療法を日本に広めた千葉大附属病院耳鼻科の岡本美孝名誉教授は私の秋田大学の大先輩で大学の時に耳鼻科を実習でまわっていたときに、活発に研究、手術をされていて、こんなブラックジャックみたいな先生になれたらなぁ・・・と憧れて耳鼻科に興味を持ったきっかけの先生です。なんで皮膚科になってしまったのか、というのは、色々ありますがまたあとで。