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いぼの治療法あれこれ

[2024.05.23]

いぼ・・・それは皮膚科医にとってもありふれている症状ですが、治療が難しいものです。

最近、ひさびさいぼができて自分で液体窒素しました。痛い痛い😭。しかも、治療したところに菌がついて腫れて、イソジンみたいな薬で治療して、ガーゼしてたんですけど、毎日の診療で手袋を脱ぎ着するのでガーゼはがれて休日はガーゼなしで過ごしています・・・💧(休日はガーゼしたほうがいいですよね)

原因はヒトパピローマウイルスというウイルスが皮膚に侵入することによってできるのですが、癌になるヒトパピローマウイルスとは型が違いますのでご安心ください。

それでも、いじるとどんどん手や足に拡がっていくのでイヤなウイルスですよね。院長も小学校の頃足にできたことがあります。5年生の頃、小学校の友達のお父さんが外科の開業医で一緒に連れて行ってもらって受診したのですが、怖いお父さんで無麻酔でそのままくりぬかれました。叫ぶものなら、怒号が飛ぶすごいお父さんでした。私が高校入試で健康診断書をもらいに3年後にそのお父さんを受診したら、いぼ事件を思い出したのか高校名を見て鼻で笑って何も診ないで「異常なし」と書いた診断書を投げつけられました😱(お金は7500円くらいとられました)。友達は既に一貫校に行っていたのですが、私にはさっさと勉強しろ、ということだったんですね。

当院はいぼの診断には削ってみたり、ダーモスコピー(とにかく無料です)で患部を細かくみて診断しております。ダーモスコピーは治療判定にもに使っております。って偉そうに言ってますけど、私は老眼がひどいのでダーモスコピーを使ってます。

保険診療ではいぼ冷凍凝固法(綿棒、スプレー)、サリチル酸ワセリン(スピール膏)、くりぬき法(私が小学生の時受けたやつ)、南浦和のイボ地蔵参り(暗示療法)、

南浦和のいぼ地蔵です。蕨にお住まいの子はマラソンも兼ねて毎日お祈りに行ってみてはどうでしょうか?

 

自費診療では炭酸ガスレーザー治療、60%サリチル酸ワセリン、モノクロロ酢酸などを取りそろえていますが、

どれも再発というややこしい問題をかかえておりますので、私はイボ治療のカリスマですとは絶対胸を張って言えません。ただ、暗示療法の一環として私をイボ治療のカリスマだと思い込んで治療を受けるともしかしたら効くかも知れません。。。💧
だけど私は正直者の失言野郎なので、お子様に暗示療法をお使いの場合には私の前で「イボのすごい先生だよ」とかは言わないでください😓。否定してお子様の暗示療法の妨げになります😱。

あと、私の加齢に伴ったちゃんと治るいぼ治療(っていっても名医には怒られそうですが)の秘密はね、(Webでは)教えてあげないよん、ちゃん。

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