皮膚科医として、というか一人の人間として色々な綺麗な女性（？）に接しているとびっくりするような美容法を実践している人に会います。

外来でお肌が透き通るように白く、つるつるなお姉様がいるので、「お肌つるつるですね。どんな美容法を行ってるんですか？」と聞いたら、その当時流行っていた「尿素水美容法💕」と言われました。
だいたい怪しげな美容法も含めて試してみる皮膚科医の性（さが）、本で調べて尿素水の材料を揃えようと試みたのですが、
グリセリン
蒸留水
尿素（肥料用だと安く作れます）→これをホームセンターの園芸コーナーで仕入れましたが、臭いが・・・😱　どうしても耐えられずに尿素水を作ることができず、ほっぽっておいたら母が肥料として持っていってしまいました💧。

新宿2丁目のニューハーフのショーパブにて、安藤美姫ちゃんによく似た本物のニューハーフを隣にして、私のほうが緊張して汗汗になってしまい、沈黙の後に出てきた質問が、「綺麗ですよねー。どうしたらそんなに綺麗になるの？」
そしたらミキティは、「うーん、お風呂のときの緑茶パックかな。飲んだ後の緑茶パックでボディーをパックするの✨️」とおっしゃっていて、私も緑茶パックしよ、と思って緑茶ティーバッグを買って来たのですが、そもそも緑茶飲まない。
ミキティの真似はできませんでした😭。

韓国に行ったらコスメショップに行くのが大好きで、リップスティックとかを買うのにも迷いすぎて一時間かかってしまいますが、買うとスタッフが迷わなくてもいいくらいおまけをくれる😲！　おまけではなかなかもらえないのですが、カタツムリパックはちょっと・・・💧　小学生の頃カタツムリを腕に這わせてみたら腕がかぶれた思い出があります😭。お肌にあわない人はやめましょうね。

私は小学生の頃、「家庭の医学」が愛読書でしたが、反対に民間療法の本も愛読書でした。ドクダミの葉湿布とか、傷口にやって家の中をゴロゴロしていて父親（医者ではない）「どこのばい菌がついてるかわからないだろ！」と怒られました。洗ったらよかったんだろうか、焼いたらよかったんだろうか、と今でも思います。

今でも美肌水、育毛水という色々な食べ物の皮、ドクダミの葉と焼酎と水を混ぜて成分を抽出して化粧水や育毛に使う、という本があったら本屋さんで買ってしまいます。それで教授と一緒に良いネタがないかと本当に医局で目を皿のようにしていた研究者時代でした・・・😱。

でも本当にみかんの皮で育毛水を作ってAGAに塗っていた患者さんがいて、毎回毎回別の症状で通院しているのに私に頭を見せてくれて、「ほら、こんなに生えた！」と言っている男性がいました。正直あまり変わってないので、正直な私は「うーん・・・」と。でも、くじけず男性は育毛水を塗り続け、しばらくたった頃に、「そういえば育毛水どうでしたか？」「あれはきかない・・・」で終わってしまいました。診察室の机には「BOKE9」というサプリメントがおき去りにしてありました・・・
誰のでしょうか？