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小手術

当院で行う小手術について

当院では、さいたま赤十字病院皮膚科部長などを歴任し、様々な皮膚疾患の手術を手掛けてきた院長が中心となり、ホクロやできもの、粉瘤、イボなどの小手術や、皮膚の病気の診断のための検査(皮膚生検)を院内にて行っております。
「イボが恥ずかしいので取り除きたい」、「ホクロの色や形状、大きさが変化したので心配だ」、「皮膚のボツボツが気になる」など、皮膚に生じる様々な悩みをお持ちの方は、当院までご相談ください。

なお、皮膚の悪性腫瘍や、術後の見た目が問題になる場合など、病院での治療が必要な症例の場合は、それぞれ適切な専門医療機関をご紹介し、病診連携で患者様をサポートしてまいります。

お子様の手術に関して、悪性疾患の場合を除き、局所麻酔の手術は個人差はありますが、
男子で中学3年生くらい
女子で小学5年生くらい
から可能になるような印象を持っております(院長の私見です)。早いから良い、遅いから悪い、という問題は特になく、お子様の個性です。
当院では、お子様の不安を少なくするために、手術に影響のない範囲で手術室に保護者様を入室できるようにしております。(待合室で待っていただいても構いません。)
お子様にはゲーム、イアホン、タブレット端末、スマートフォンなどで気を紛らわしていただいてもよろしいです。
目安として、手術の前の血液検査がすんなり行えるようであれば、局所麻酔の10分程度の手術は大丈夫と考えております。
費用、学校行事、部活、受験、など色々なご事情やご予定などがからんできます。ぜひお子様とご一緒にご相談ください。

小手術の流れ

問診・各種検査

まず当院の外来を受診してください。
その際に、問診や視診、触診、各種検査などを行い、手術が適当かどうか診断いたします。
術前の病変写真も撮影させていただきます。

手術日の決定

患者様の都合なども考慮し、手術日を決めます。
その際に、手術の内容、手術日までの生活上の留意点などをご説明いたします。

手術の実施

手術日の指定された時間にご来院ください。
必要な準備を整えたうえで手術を行います。
この時間は症例によっても異なりますが、粉瘤や脂肪腫でしたら15~30分ほどで終了します。
手術の後は、手術部位を保護し、暫く当院内で経過を見てから、ご帰宅することが出来ます。
手術の際には衣服が血などで汚れることがありますので、汚れてもよい服装でご来院ください。
足の手術の場合には包帯で靴が入らなくなることがありますので、スリッパや大きめのサンダルをご持参ください。

お子様の手術の場合、保護者様は手術に影響のない範囲で一緒に手術室に入って見守っていただくことも可能です。
お子様の不安が少なくなるよう、少なからず尽力できればと存じます。どうかよろしく御願い申し上げます。

手術室

手術後の症状

手術後の1~2日程度は、軽い痛みが続くこともあります(必要に応じて痛み止めを処方いたします)。
また、手術部位の腫れは3~4日ほど治まらないこともありますが、1~2週間後に落ち着いてきます。

手術後の抜糸

特に問題が生じなければ、手術から5~10日後に当院を受診し、抜糸を行います。
その際に手術後の経過も診断いたします。
病理組織検査結果は2週間後程度でわかりますので、その際の受診日の目安をお伝えいたします。

皮膚小手術の主な対象疾患

ホクロ

ホクロは、皮膚の一部にメラノサイトという色素細胞がたくさん密集して作られます。
ほくろ自体は放置していても特に問題は無いのですが、悪性腫瘍などとの鑑別が大切です。
悪性黒色腫の初期段階は、ホクロのような形状に見えるかもしれませんが、リンパ節に転移しやすく、命に関わることも少なくありません。
気になるホクロが見つかったときは、早めに皮膚科を受診し、危険な病気ではないか確認するようにしましょう。

なお、悪性の疑いが無ければ特に治療を行わなくても大丈夫ですが、見た目を気にされる方も多く、本人の希望があれば切除いたします。
その場合、健康保険が使えるケースと使えないケースがあります。
自由診療となりますが、レーザー治療は傷跡が比較的に目立ちにくいため、ご希望される患者様が多く見られます。

おでき

おできは、日常的によく耳にするとおり、顔などの表面に円錐形の赤いできものが見られる疾患です。
痛みを伴うことが多く、特に上から指で押したりすると、痛みが強まったり、熱感を覚えたりします。
以前は、症状が悪化して静脈炎や髄膜炎を続発することもありましたが、現在は抗生物質による治療が普及していますので、重症化するケースは少なくなりました。

治療にあたっては、但し、おできに膿が溜まっていたり、おできが幾つも密集しているケースでは、面皰圧出によって膿を排出させる場合もあります。
排出後もしばらく炎症が残り、時間をかけて自然吸収されていきます。

粉瘤

粉瘤は、皮膚の毛穴の中に角質や皮脂などの老廃物が溜まっていき、皮膚が膨らんでくる良性の腫瘍です。
毛穴の開口部が塞がってしまうとことによって出来るため、中央部に黒い点状の変化が見られます。
強く圧迫すると、開口部から異臭の伴うドロドロとした内容物が漏れてくることもあります。
毛穴がある場所ならばどこにでも出現しますが、特に、耳の周囲や背中、鼠経部などに好発します。

自然治癒は望めませんので、手術によって取り除きます。
放置して腫瘍が強大化したケースや、強い炎症を伴うケースならば、まず先に抗生薬の内服によって炎症を抑えます。
その上で外科的対応を行うのですが、通常は局所麻酔による日帰り手術が可能です。

いぼ

いぼに関しましてはいぼの項をご参照ください。

当院ではいぼの外科的治療に関しては、局所麻酔をした上でいぼのくりぬき法を行います。
他には、尖圭コンジローマなどでは局所麻酔をした上で電気メスを使うこともあります。

保険適応内のQ-スイッチルビーレーザー治療について

当院のQ-スイッチルビーレーザーはこちら

太田母斑、扁平母斑、異所性蒙古斑、外傷性刺青については健康保険が適応になります。
適応に関しては他院からのご紹介や、診察してから総合的に判断いたします。
初診の場合には通常診療時間内(午前9:00~12:00、午後16:00~18:00)にお越しください。
照射は午後の予約枠(14:00~16:00)の診察になります。
お化粧はパウダールームで落とすことができますのでご利用ください。
ゴムでパチンとされた程度の痛みが何回か続く感じです。是非ご相談ください。


お子様の場合でも、小さな範囲であれば全身麻酔なしで照射できる場合もございます。テープ麻酔、あるいはクリーム麻酔に関して診察の際にご相談させてください。
お子様のレーザー照射の際には、保護者の方々の安全のために待合室でお待ちいただいております。どうかご協力よろしくお願い致します。

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